沖の島釣行 318回目(2023年28回目)


沖の島釣行 318回目(2023年28回目)

2023年09月20日(水)
岡崎渡船/一ツバエ
・平バエ(一ツバエ)
・黒ハエ船着き(二並島)
出船 05:00 納竿 13:30
乗船客 4名
晴れ時々曇り
最高 30.9℃  最低 26.6℃(宿毛)
水温 28.5℃
潮 上り

最初に書いておきますが、今回も釣れませんでした。
毎回、毎回、魚を釣ることが出来ず、そんなので楽しいのかと言われそうですが、全く問題ありません。
釣れないのが通常状態であれば、釣れたらプラスとなり、釣れなくてもプラスマイナスゼロとなるだけ。
マイナスの状態がありませんので、ストレスもありませんし、そういう意味では、下手くそというのも、お得なのかなと。

しかし、今回も、釣行翌日の疲労感が、かなり大きくなっています。
確かに、睡眠不足のまま、出掛けていきましたし、割と暑かったですから、その分、疲れたというのもあるのでしょうが、年齢的な面が影響してきているのも、否定はできません。
かといって、釣行のペースを落としたいわけではなく、如何にして、毎週、沖の島に行くのか。
これを考えることも、必要になってくるのかなと。

今回は、一ツバエ回り。
5時10分に出船しました船は、一ツバエに直行し、ここに、3人組の方が渡礁されます。
今回のお客さんは、この3人組の方と僕のみ。
続いて、僕の渡礁となるわけですが、船長から言われたのが、平バエ。
前回の釣行の際、一ツバエと平バエの間で、アカハタなどの根魚が、好反応でしたので、上がりたいと思っていた磯の一つ。
また、ここ最近は、潮が下りに変わってきているようで、そうなりますと、一ツバエよりも、むしろ、こちらの方が有利になることも。
さらには、この連休中、ハガツオも釣れたという話もあり、断る理由もみつかりませんので、上げてもらうことにしました。

ということで、今回の磯は、平バエ。
前回上げてもらったのが、2018年の12月ですので、実に、4年9ヶ月振りの渡礁ということになります。
ちなみに、この平バエ、ルアーの方に人気の磯で、実際、ルアーの方が上がられることが多くなっているのですが、上物でも実績が高く、しかも、尾長が狙える磯。
東のハナなどのような超大型尾長の実績こそ、あまり聞かないものの、50cmクラスの尾長は、十分に狙えるとのこと。
また、口太、イサギの数釣りにも期待でき、さらには、モンズマなどの実績も高くなっています。
今回は、上物ではなく、ルアーとキビナゴでの勝負となりますが、果たして、何が釣れてくれるのか。
ワクワクしながら、準備に取り掛かります。

最初に手にしたのは、いつものルアータックル(ヒラスズキタックル)。
平バエは、磯際などで、ヒラスズキとかモンツキとかがよく釣れますので、まずは、それを狙ってみることに。
ただ、上の写真でもお分かり頂けると思いますが、波が駆け上がってきやすい形状になっているため、穏やかな日でも、かなり上の方まで、波が上がってきます。
さらには、その影響もあって、船着きの周辺を除きますと、磯全体が、非常に滑りやすくなっており、
実際、船着き周辺から、一歩踏み出しますと、ずるっといった感触が、足に伝わってきますので、これは、ソールを交換していおいた方がよいかも。
そう思ってみたものの、フェルト系のソールは、帰ってからの手入れが面倒で、これだけでも、5~10分くらいの違いが出てしまいます。
そのため、取り敢えず、ビブラムソールのまま、釣りをしていくことに。

で、まずは、この水道部分。
大きめな波が来ますと、ここにサラシが出来ますので、そのタイミングを見計らって、ルアーを通していますと、ピックアップ寸前のルアーに、下から飛び出してきた魚がヒット!

エラ洗いをしており、ヒラスズキだと確信。
玉網は持ってきていましたが、こういう場所で使いますと、破損の原因にもなりかねませんし、下の方に降りていくのも難しそう。
幸い、魚が大きくありませんでしたので、そのまま、抜き上げ。

久しぶりのヒラスズキ!!
小さいサイズでは、あるものの格好いい魚。

ルアーがメインだった時には、一番釣りたい魚でしたし、今でも、釣れたら、嬉しい魚。
食べるには手頃なサイズですし、持ち帰ろうかなと思ったのですが、まだ序盤。
それこそ、ハガツオとか根魚とかが釣れましたら、邪魔になる可能性もありますし、あと、この時期のヒラスズキが美味しいのかどうかも分かりませんでしたので、手持ち写真を撮って、リリース。

どうでもよいことですが、写真の撮り方で、魚が大きく見えるという。

僕の場合、大きな魚を釣ることが少ないですから、こういう小細工も、身につけたいテクニックの一つです。
そして、このヒラスズキを掛けた時、確信します。
ビブラムソールのままでは、危なくて仕方ないことを。
帰ってからの数分程度と、身の安全。
比較するまでもない話で、取り敢えず、ソールを、フェルトスパイクに交換することに。

でも、釣りが下手くそな僕ですが、こういう所には、割と気が回ります。
もっとも、安全面を考えますと、最初から、このソールにすべきなのでしょうが。

で、ソールを交換し、先程の場所に戻って、同じように攻めてみますと、またしてもヒット!
ただ、今度は、重量感もなく、エラ洗いもしませんので、ヒラスズキではなさそう。
というか、そもそも、赤い色をしていますので、ヒラスズキのわけがありません。
釣れたのは、アカハタ。

正確に言いますと、ルアーとあまり大きさの変わらない、かなり小さなアカハタ。
アカハタは、持って帰りたい魚であるものの、さすがに、これは、小さすぎます。
リリースをし、サイズアップを狙うことに。
といっても、13cmミノーで、アカハタが、ポンポンと釣れるとは思いませんので、ここで、ルアーチェンジ。
前回の釣行で好調でしたスピンテール(PB-30)に交換し、底付近を攻めていますと、狙い通り、サイズアップしたアカハタがヒット。

といっても、ほんの少しサイズアップしただけ。
良型とは、とても呼べませんし、中途半端にサイズアップした分、持って帰るかどうかを迷います。
ただ、美味しい魚ですから、一応、キープしておくことに。

そして、この魚を持って、クーラーボックスのある場所に戻っている際、例のあいつと遭遇。
先週たくさんいましたキイロスズメバチ。
一ツバエと平バエでは、そんなに距離が離れていませんし、いるだろうとは思っていましたが、やはり、いましたか。
ということで、持ってきていましたスズメバチ対策グッズの登場。

パワー森林香。
これで、完全にいなくなるとは思えませんが、いくらかでも効果があればと、これに火を付けてみます。
しかし、久しぶりに、これの煙と匂いを浴びてみましたが、強力です。
僕の方がやられそうでした。

なお、この後のアカハタ狙いは不発で、モンツキが2匹釣れただけ。

そして、釣れたモンツキが、他の魚と同様に、小さいという。
でも、僕の場合、魚が釣れただけも十分と言えるでしょうし、掛かってきました魚は、パワフルで、しっかり楽しめました。
また、キビナゴにつきましては、8時過ぎから、軽くやってみましたが、こちらは、獲れそうにない奴が、1回掛かっただけ。

とんでもない重量感で、たまに寄ってくるものの、潜り始めましたら、まず止めることが出来ない奴。
ついでに言いますと、魚ではない奴。
しかも、口ではなく、背中に引っ掛かった状態ですので、好き勝手に暴れ回り、最後は、運良く外れてくれたものの、それこそ竿をへし折られても、不思議ではありませんでした。
正直、これに比べましたら、ダツとかキツとかの方が遥かにマシですし、ある意味、根掛かりの方がマシとも言えるくらいです。

で、9時の弁当船。
潮も動いていましたし、小さいながらも、ポツポツ釣れていましたので、正直、このまま残ろうと思っていましたが、一ツバエに上がられた3人組の方は磯代わりされるとのこと。
潮は、下りではなく、速い上りでしたし、それで一ツバエが駄目なら、ここ(平バエ)も、あまりよくない可能性があります。
また、今回は、お客さんが少なくて、僕とこの3人組の方のみ。
この3人組の方が、他の場所(二並島の方)に移動された場合、こことは、随分離れてしまい、迎えの回収の際、面倒ではないかなと。
もちろん、船長は、そんな事は気にしなくてよいと言われるのでしょうが、どうしても気にしてしまいます。
それと、先週、黒ハエの船着きで、オオモンハタが釣れていたのも、磯代わりをすることに決めたポイントの一つ。
食べたら美味しかったですし、ここ1ヶ月くらい、二並島周辺で、オオモンハタの釣果を聞くことが多いですから、それに期待した部分があったのも事実。

というわけで、黒ハエの船着きに磯代わり。
ここには、9/3と9/14にも上げてもらっており、その時は、見事に撃沈しています。
今回も、その時と同じ速い下り潮で、多少不安を感じながらの後半戦。
まずは、ルアーを投げてみますと、狙いのオオモンハタがヒット!

といっても、極小サイズ。
持って帰るかどうかを迷うようなものではありません。
これをリリースし、再度、攻めていましたら、ガツンとくる強い感触。
掛かった場所、掛かった時の重量感。
すぐに分かりました。
根掛かりしたことが。
見た目以上に、潮が速く流れており、岩にヒットさせてしまいました。
そして、これが無念のラインブレイク。
ルアーをロストすることに。
根魚狙いの場合、ルアーのロストは覚悟しないといけないのでしょうが、がっくりです。
で、このタイミングで、ルアーは一旦休止とし、ここからキビナゴをやってみます。
ただ、前の2回と同じ速い下り潮。
それなりに対策を考えてみたとはいえ、簡単に攻略できるはずもなく、さらに言いますと、これまでと同様に、沖の方はダツだらけ。

1m超のダツが、ひっきりなしに掛かってきます。
僕の腕では、どうすることも出来ず、ヒブダイが数匹釣れただけ。

タマメどころか、モンツキすら釣れず、またしても完敗。
こんなことなら、ルアーの方に専念しておくべきだったかも。
ただ、キビナゴの釣りは、釣れなくても面白いですから、次回以降もやっていくつもりですが。

ということで、今回は、ヒラスズキ、アカハタ、オオモンハタ、モンツキ。
ついでに言いますと、ヒブダイまで、釣れる魚がことごとく小さいサイズで、ダツだけが、いつも通り、大きいという状況。
釣れたと言ってよいのか、いけないのか、何とも微妙な感じですが、持ち帰りが、小さなアカハタ1匹のみということを考えますと、撃沈という扱いになるのかなと。
ただ、いつものように、楽しい時間を過ごせたのは、間違いありませんので、今回の沖の島釣行も、大満足!!です。

来週の沖の島釣行は、木曜日か金曜日。
昨日聞いた時点では、まだ出船が決まっていませんでしたが、知り合いのルアーの方が、来ようかなと言われていましたので、実質、あと一人。
何とか、決まってくれるのではないかなと期待している所です。

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