沖の島釣行 080回目(2018年11回目)


沖の島釣行 80回目(2018年11回目)

2018年04月05日(木)
岡崎渡船/ノコバエ
・白岩/ボラハナ(ムロバエ)
黒ハエ船着き(二並島)
出船 05:00 納竿 14:30
乗船客 8名
曇り後雨
最高 20℃ 最低 18℃(高知西部)
水温 20℃
潮 下り (中潮)

いよいよ4月、ブリが回り始める時期ですが、個人的には、釣れる可能性が高いピーク時よりも、序盤の釣れるか釣れないかといった感じの方が好きです。

今週は金曜日が悪天候のため、急遽木曜日に変更しての釣行です。
お客さんは、8名
よくお会いする底物、上物の方達と、久しぶりに見るルアーのお客さん。
このルアーのお客さん(3人組の方)は、岡山から来られていました。
港でもよく岡山ナンバーを見ますし、岡山から来られる人って、多いような気がします。
岡山にも、良い釣り場がたくさんありますが、こちらと向こうでは、釣れる魚も全然違いますし、それぞれの楽しさがありますから、時期とかで使い分けておられる方が多いのでしょう。
僕は、こちらでの釣りばかりになってしまいましたが。
さて、1日ズレたことで、今週もノコバエ回りです。
まず、ルアーの方達と底物方が、ノコバエに渡礁されるものの、船長の話では、東の風に変わる予報なので、出来ても弁当船までとのこと。
そして、僕は、今回も、他の磯回りに向かいますが、これは想定内。
ノコバエ回りの日に、ノコバエ回りの磯に上がらない事は、僕にとって、ある意味、既定路線みたいなもの。
それに、この時期に青物を狙うなら、白岩周辺が一番可能性が高いかなと思っていたのも事実。
船長からも、早い時期は、地方の磯が釣果が良いと聞いていますし、僕自身も、昨年と一昨年のこの時期に、白岩の磯に、何度か上がって、かなりの割合で、青物を釣っています。
なので、ここで反応がなかったら仕方ないといった感じでもあります。
そして、船長も、そのつもりでおられたのでしょう。
「必殺のボラハナ、行ってみようか?」と声が掛かります。

ということで、前半戦の勝負場は、白岩のボラハナ。
潮は、良い感じの下り潮ですが、磯際にベイトの気配はありません。
しかし、今シーズンは、磯際でベイトを見ることが、極端に少なくなっており、今日はもちろんのこと、今シーズン全体の釣果に対しても、不安を感じるのは事実です。
ただ、やってみないと分かりませんし、取り敢えず、青物タックルを準備し、釣り開始!
しばらくの間、青物用の投げ続けてみるものの、青物からの反応はなく、ヒラスズキロッドに持ち替え、ミノーを投げていますと、本日最初のヒット。
釣れたのは、カマス。

これが、立て続けに2匹釣れ、狙いの魚ではありませんでしたが、以前に食べて美味しかったこともあり、持ち帰り。
が、後で締めようと思い、取り敢えず、バッカンに水を入れ、その中に放り込んでおきましたら、いつの間にか、2匹ともいなくなっていました。
釣りをしている最中、ピチャピチャという音が聞こえていたような気もしますし、どうやら逃げたようです。
ちなみに、カマスは少しの間、やたらと好反応で、常に数匹が追いかけてくる状態でしたので、小さいルアーに替えていましたら、もっと釣れたと思います。
で、そのカマスの反応がなくなった8時過ぎ、少し早いかなと思いながらも、上物の準備を開始。
ただ、ここで上物の準備をした事が、後々の悲劇を生むことになるとは…
そして、仕掛けの準備が完了し、まずは船着きの前に餌を撒いてみますと、薄茶色っぽい魚が、やたらと浮いてきます。
何か分かりませんが、釣っても仕方ない魚のようでしたので、しばらくの間、仕掛けを投入せず、様子を見ていましたら、視線の先に、見回りの船が入ってきます。
青物の反応がない時点で、磯代わりすることは決めていましたから、移動の準備。
で、結局、前半戦はカマス2匹とヤガラ1匹のみで、青物の反応は一切なく、まだ時期が早いということでしょうか。
今度の日曜日に、知り合いのルアーマンの方達が来られるようですし、彼らの釣果に期待しましょう。
そして、弁当船で磯代わりしてきた先は、二並島の黒ハエ船着き
 磯の紹介 黒ハエ船着き/二並島
潮が上りでしたら、ヒカリの子も面白いのでしょうが、今回は下り潮で、黒ハエの方に分があるだろうとのことで、ここに決めました。
といっても、それはルアーの話で、上物ならどうなのかは、分かりません。

なお、今回は、いつもの船着きに、底物の方が入っておられ、ついでに、潮位が低い時間でしたので、下の釣り座に、直接下ろしてもらいました。
そして、ここからは上物ですので、仕掛けを準備して、早速釣りを、そう思って、竿を見てみましたら、何と、穂先が折れているではありませんか。
ボラハナからの移動中に折れたということでしょう。
他にも移動される方がおられたため、竿を立てかけておくことができず、手で持っていたのですが、どこかのタイミングで、何かが起こって…
真相は不明ですが、取り敢えず、まだほとんど使っていない竿を、早くも折ってしまうとは。
最初に買った上物竿も、すぐに折りましたし、扱いに慣れていないせいもあり、トラブル続きです。…まぁ、でも、そう考えますと、安い竿にしておいたのは、正解だったかも?
高い竿だったら、ショックで立ち直れなかったと思いますので。
もっとも、高い竿でしたら、もっと慎重に扱っていた可能性もありますが。
ただ、いずれにしても、折れてしまったものは、仕方ないありませんから、予備の竿で上物を開始。
餌を撒いてみますと、色々な魚が浮いてきて、潮も良い感じで流れていますから、これはもしかしてと期待していますと、すぐ当たりがあり、いきなりのイサギ

そして、さらに、もう1匹追加。
釣りたくても全然釣れなかった魚ですが、釣れる時というのは、こんなものなのでしょうか。
それとも、僕が上手くなってきた。
いや、それは考えにくいですから、状況が良いということではないかと。
で、釣りを続けていますと、今度は、こんな魚が釣れます。

先週釣れたグレとは見た目が違うようですし、これが尾長という魚なのでしょうか。
35~6cmの小さなサイズではあるものの、僕にとっては満足サイズ。
嬉しい1匹です。
そして、この後も、魚からの反応が頻繁にあるのですが、上手く掛からなかったり、掛かってもバラしてしまったりと、なかなか釣果が上がりません。
ただ、それでも、グレとかイサギとかでない魚も含めますと、楽しい!
ちなみに、この魚、ハコフグというのでしょうか。

まさに、その名の通り、固くて箱みたいな形でした。
ただ、帰ってから調べたみましたら、皮膚から毒を分泌するという記述が。
思いっきり、素手で触ってしまいましたが、大丈夫でしょうか。
取り敢えず、現時点では何ともないものの、知らない魚を触る時は、気を付けないと。
で、色々な魚が釣れ、上物の楽しさを実感していましたら、それをぶち壊すかのように、昼頃から、雨が降り出してきます。
しかも、結構な勢いの雨。
暑いのを我慢して、レインウェアを着てきたのは正解だったものの、竿にラインが張り付いてしまったり、当たりがとりにくくなったり、飛距離が出なくなったりと、初心者の僕にとっては、難易度が一気に上がってしまった感じです。
ただ、それでも、魚からの反応はあり、途中には大量の湧きグレも発見。
十分に届く距離でしたので、ウキ下を変えながら、狙ってみましたが、これは完全に不発。
全く、食ってくれる気配がありません。
なので、敢えて、湧きグレを避けるように釣っていました、本日2匹目の(尾長)グレ

1匹目とほぼ同じ長さですが、太さはこちらの方が上かも。
もちろん、これも満足サイズ、嬉しいです。
しかし、35cmくらいでも、結構大きく感じますが、50cmとか60cmとかって、一体、どんなのものなのでしょう。
全く想像できませんが、そのような魚が釣れる日が来るのでしょうか。
ということで、今回の釣果がこれです。

他の方からすれば、貧果ということになるのかもしれませんが、僕にしては、びっくりすぎるくらいの釣果。
確かに、釣った魚と同じくらい、いや、倍以上の魚をバラしたり、切られたりしていますから、少し微妙な部分もありますが、それでも、とにかく面白かったですから、今回の沖の島釣行も、大満足です。

さて、今回は、きつい日程だったものの、無理して変更したのは、正解でした。
そして、来週も、出船があるようなら、行きたいと思っているのですが、気になるのは、竿のこと。
すぐに修理に出しても、間に合わないでしょうし、予備竿だけで行くのも不安。
また、青物の状況も、そろそろ変わってくるはずですから、今回竿が折れたのは、ルアーに専念せよということなのかも?
ということで、上物をお休みにし、ルアーに専念しようかなと思ったのですが、穂先を削って直せばというアドバイスを頂き、竿を持って行きました釣り具やさんでも、同じような事を言われましたので、そのまま直してもらいました。
まぁ、これが高い竿であれば、きちんと直したのでしょうが、この程度で調子の違いを感じる程、僕は上手くありませんから、全く問題ないかなと。
ということで、竿は手元にあります。
となれば、やはり、上物を持っていって…
冬場の時期の保険として始めました上物、これが想像以上に面白く、完全にはまってしまったようです。



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