沖の島の魚/クロホシフエダイ


クロホシフエダイ


沖の島では、「モンツキ」と呼ばれることが多く、「モンツキイサキ」、「クロテン」などと呼ばれることも。
ルアーへの反応がよい魚で、これのおかげでボウズを逃れたことが何度あったことか。
また、状況が良い日ですと、入れ掛かりになることもありますし、引いてきたルアーに複数のモンツキが追ってくる姿なともよく見かけます。
ただ、黒潮の大蛇行の影響なのか、ここ数年は、以前のようには釣れなくなっている気がするのも事実。
もっとも、これに関しましては、僕が下手くそなだけという話もありますし、あと、三ノ瀬周辺とか、ムロバエ周辺などのモンツキがよく釣れる磯が、あまり使われていないというのも原因かも。
ですが、いずれにせよ、今年は割と釣れていますので、復調の兆しだったらよいのですが。
なお、ルアーだけでなく、スルルーでもよく釣れる魚で、ルアーで釣れるモンツキよりも、キビナゴで釣れるモンツキの方が大きいような。
まぁ、これは気のせいかもしれませんが、深い層に大きめのモンツキが多いというのは否定できないかも。
実際、ルアーにおいても、ジグとかスピンテールなどで深めのポイントを狙っている時に、良型が掛かってくることも多いです。


【釣れる時期】
3月の後半くらいからは釣れ始めることがありますが、よく釣れるのは、5~10月頃。
また、11月頃からは、反応が悪くなり、冬にはほとんど釣れなくなります。
というか、僕自身は、12~2月の冬の時期に一度も釣ったことがありません。
まぁ、南方の魚ということなのでしょうし、仕方がないかなと。




【釣れる磯】
おそらく、沖の島の磯であれば、どこでも釣れるチャンスがあると思います。
以下は、僕が釣ったことのある磯です。
●二並島
スクモバエ、黒ハエ船着き、黒ハエウラ、中バエ、ヒカリの子、ヒカリの親、コシキバエ、東のハナ低場、東のハナ高場、北の地、裸島船着き、裸島ナダレ、裸島ハナレ、裸島コバエ、赤崎の地、赤崎2番
●一ツバエ、大小島
一ツバエ、平バエ、ウノクソの地
●ノコバエ
大バエ、チョボ
●ムロバエ、白岩
ムロバエ西の船着き、ムロバエ北の船着き、岬のハナ、子バエ、白岩の地、クロバエ、タツバエ、ボラハナ、カモヒメ
●三ノ瀬、姫島南
三ノ瀬2番ウラ、三ノ瀬2番オモテ、スクモ、ノコギリ、南の磯、ヨウチエン


【食べ方】
ここ最近は、持ち帰ることがなくなりましたが、沖の島に通い始めた頃には、よく持って帰って食べていました。
見た目とは裏腹に、ノーマルな白身の魚で、刺身、たたき、塩焼き、煮付けなど、どれも美味しく頂けます。
個人的には、たたき、塩焼きがおすすめですが、まーす煮などの沖縄料理のようにして食べられる方もおられるようです。

【その他】
ニセクロホシフエダイ、イッテンフエダイと似ているようですが、沖の島で釣れるのは、クロホシフエダイがほとんどだと思います。



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