イソゴンベ

おそらくマイナーな魚で、沖の島に通われている常連さんの中でも、この魚を知っておられる方は少ないのではないかと思われます。
ただ、特別珍しいわけではなく、意外とよく釣れる魚。
もっとも、狙って釣れるわけではなく、知らない間に掛かってくるケースがほとんどですが。
比較的浅めの岩場に張り付いていることが多いと思われ、ルアーをピックアップする寸前の足下とか、キャストをミスして岩にぶつけてしまった時とかに、よく掛かってきます。
動く物に反応するのか、身体の半分くらいあるようなルアーにも食いついてくる魚。

釣れて嬉しいかどうかは微妙ですが、これも地元の海(瀬戸内海)では見たことがありません。
なお、ヒラスズキ狙いをしている時に掛かってくることが多いですし、濃いサラシの中で釣れたことがありますので、見かけによらず、遊泳力があるのかも。
【釣れる時期】
狙って釣る魚ではありませんので、よく釣れる時期とか、旬の時期とかは分かりません。
ただ、真夏にも、真冬にも釣ったことがあり、1年中釣れるのではないかと思われます。

【釣れる磯】
狙って釣る魚ではないため、どこの磯で釣れたかの記録は残していませんが、二並島、三ノ瀬、姫島、白岩、ムロバエ、ノコバエ、大小島、一ツバエ、すべてのエリアで釣った記憶があります。
なので、沖の島全域で釣れるのは間違いないのではないかと。
普通はまず狙わないであろう場所にルアーを通してみますと、掛かってくるかも。

【食べ方】
僕は、持ち帰ったことが一度もありませんが、煮付けなどにしますと、美味しく食べられると聞いたことがあります。
ただ、見た目も怪しいですし、持って帰る気にならないというのが本音です。