アカハタ
アカバとも呼ばれる、沖の島では定番の魚のひとつ。
ルアー、キビナゴにも積極的に反応してくれる魚で、他の魚が釣れなくても、この魚だけはということも珍しくありません。
ただ、同じハタ科の魚であるオオモンハタと比べますと、サイズが一回り小さく、引きも今ひとつ。
なので、この魚の場合、掛けてからよりも、掛けるまでが楽しいような気がします。
これも、地元の海では見かけたことのない魚。
そして、当然のように美味しいですから、釣れたら嬉しい魚です。
ちなみに、アカハタの場合、底付近にいることが多いようで、ワームが効果的。
ただ、PB-30などのブレード系のルアーに好反応なことも多いですし、ジグで釣れることも。
さらに、水深が浅めの磯では、フローティングミノーで釣れたこともあります。
赤い魚が表層付近まで食い上がってくる姿は、圧巻です。
【釣れる時期】
真冬でも釣れるのですが、暑い時期の方が、よく釣れるような気がします。
ただ、基本的には、いつでも狙える魚ですし、ルアーマンにとっては、ありがたいターゲットと言えるのではないでしょうか。
【釣れる磯】
よく釣れるのは、二並島周辺と一ツバエ周辺。
三ノ瀬周辺、白岩周辺、ムロバエ周辺などでも釣果を聞くことがありますし、基本的には、どこでも狙えるのではないかと思われますが、大小島、ノコバエ周辺の磯では釣ったことがありません。
多分、狙えば釣れるのでしょうが、地形的なことが影響しているのかも。
なお、僕がアカハタを釣ったことのある磯は以下の通りです。
●二並島
スクモバエ、黒ハエ船着き、黒ハエウラ、中バエ、ヒカリの子、ヒカリの親、コシキバエ、東のハナ低場、東のハナ高場、北の地、裸島船着き、裸島ナダレ、裸島ハナレ、裸島コバエ、赤崎の地、ソトガシラ
●一ツバエ、大小島
一ツバエ、平バエ
●ムロバエ、白岩
ムロバエ西の船着き、ムロバエ北の船着き、カモヒメ、白岩岬のハナ、白岩の地
●三ノ瀬、姫島南
三ノ瀬2番オモテ、スクモ、ノコギリ
【食べ方】
刺身、塩焼き、煮付け、鍋など何で食べても美味しい魚。
僕の場合、冬場であれば鍋、それ以外なら煮付けで食べることが多くなっています。
なお、あまり大きくないということもあり、捌きやすい魚なのですが、えらとかヒレには、十分注意することが必要です。