かなり前の話になりますが、孫の遠足を遠くから眺めるために、双眼鏡を買ってみました。
ただ、公園などで、こんな物で覗いていましたら、不審者そのものですし、何かの弾みで本人と鉢合わせしたりしでも問題ですから、遠足の見学は断念。
というか、運動会などとは違い、遠足なんて、見学に行くものではないわけで、行かなかったのは正解でしょう。
もっとも、遠足の見学というのは単なるネタで、見に行くつもりは(あまり)なかったのが本当の所。
そして、この双眼鏡も、遠足見学のためではなく、釣りに持っていくために買ったものです。
今回購入したのは、オリンパスさんの 8×21 RC II WP
ビックカメラさんで約8000円。
入門用の物ですが、僕が使う分には、十分な性能。
しかも、防水仕様になっているので、釣りに持って行きやすくなっています。
さすがに、これを使いながらの釣りは難しいとしても、沖の方の状況を観察したり、見えている魚が尾長なのかキツなのかを判別する材料にしたりと、そんな使い方でもできないものかと。
そう思って、何度か試してみているわけですが、これでを使いますと、確かに、海面がよく見え、それこそ、東のハナの高場のような足場の高い磯からも、海面がすぐ目の前に。
これなら、尾長かキツかの判別に役立つかも。
といっても、ただそれだけですし、視野角が狭すぎて、餌を撒いたポイントを探すに時間が掛かってしまうという欠点が。
さらに、偏光でないため、快晴の時には見づらいですし、これで海の様子を見ながら釣りをするなんてことは当然できません。
なので、正直、あまり役に立たないというのが本音です。
ただ、かなり遠くの磯まではっきりと見え、それこそ、二並島から一ツバエ(沖の方にある2つの磯のうちの右側の方)がよく見えましたし、三ノ瀬はもちろんのこと、姫島からも、母島港がバッチリ。
片付けが済んで、船を待つ間に、これで沖の島の様子を観察したりするのが、意外と面白かったりもして、迎えを待つ時間がより楽しくなったのも事実。
釣果には繋がらなくても、沖の島をより楽しむという意味では、買ってよかった物かも。