Boaのレース交換



シューズなどの使われていますBoaシステム。
以前は、切れないという触れ込みでしたが、それなりに切れることもあるようで、僕自身も、このBoaのレースを、過去に3回切っています。


切れてしまった場合、釣具屋さん経由でメーカーさんに送れば、修理はしてもらえるとのこと。
ただ、僕は、2回とも自分で直しており、今回はその紹介です。
なお、今回の記事では、過去の写真を使っています。
最新のBoaシステムは、変更になっているかもしれませんので、ご了承下さい。

まず、無料の修理キットを送ってもらうことになるのですが、日本語のサイトもあり、質問に答えていくだけですので、簡単です。


請求後、早ければ、1週間程度でキットが届きます。
なお、失敗した時の予備ということなので、2個届きますので、安心して作業が出来ますし、余りましたら、いざという時の予備として使えるため、便利です。


なお、僕は、余ったキットを常にタックルバッグに忍ばせていますが、実際に、磯の上で交換作業をしたことはありません。
それなりに時間も掛かりますし、帰り際とかであれば、道糸などで応急処置をしたりする方が現実的かも。



さて、交換作業についてですが、まず最初に、ドライバーなどを使って、ダイヤルを外します。


ちなみに、この作業は、普段から定期的に行っておきますと、入り込んだ砂などを取り除くこともできますし、レースの傷などに気付くこともありますので、時間がある時には、外してみるのも悪くないのではないかと。
なお、キットには、このような物が入っており、これを使って外すことも可能です。


そして、ダイヤルを外した状態がこの状態。


ここから、新しいレースに交換していきます。

まず、ダイヤルの裏側の赤いストッパーを外すのですが、少し外しにくくなっていますので、注意して下さい。


強引に外そうとしますと、破損する可能性があります。
もっとも、そのために予備が入っているのかも。
なお、ダイヤル自体が破損していなければ、再利用も可能ですが、せっかくなら、これも新しい物に交換しておいた方がよいでしょう。
そして、ストッパーを外した状態がこちら。


次に、レースの長さの調整。


メーカーさんのHPなどに、それぞれの長さが書いてありますので、それに従って下さい。
その際、何かあった時のためにと、長めに切っておきたくなるのですが、これ以降で、何かが起こることは、ほとんどないと思います。
ここで長めにしてしまいますと、締まりが悪くなる可能性がありますので、正しい長さにした方がよいでしょうし、きつく締めたいのであれば、むしろ、短めに切っておくのもありかも。
実際、僕は、少し短めに切っています。
なお、説明書の端にメジャーがついているのですが、25cmまでしか測れませんし、通常のメジャーを使用した方がよいでしょう。


レースの長さの調整が済みましたら、新しいレースを取り付ける作業。
靴紐のように通していくのですが、説明書を見るよりも、もう一方のシューズを見ながら作業した方が分かりやすいかも。


そして、レースを上まで通しましたら、レースの端をダイヤルに付ける作業。
ダイヤルにレースを通して、結び目を作ります。


レース自体が硬いため、指先だけで結ぼうと思いましら、かなりの力が必要。
プライヤーなどを使うのが無難だと思います。
ちなみに、僕は、歯を使って締め込もうとして、大変なことになりかけました。
なお、これは間違った通し方。


このように通してしまいますと、ダイヤルにセットすることが出来ません。
この部分と、ダイヤルの両方にレース通してから、結び目を作って下さい。

これで作業はほぼ終了。
あとは、新しいレースを取り付けたダイヤルをシューズに取り付けるだけ。


早い人なら、数分で出来るような作業です。

なお、ダイヤルとレースは、スペアパーツという形でも入手が可能です。
そこそこの値段のようですから、購入するのはどうなのかなという気もしますが、切れてから交換するより、定期的に交換しておいた方が、安心して釣りができるのではないかと。



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